
年末のクリスマスの日、25日にホームカミングデーがあった。卒園児の一年生が、うれしそうにやって来た。一旦、それぞれのクラスに集まり、先生達はホールで待っていると伝え、その後ホールに移動。しかし、ホールは薄暗いままで、シンとして、誰もいない。先導の先生の呼び掛けで、声を合わせて、大きな声で「ただいまー」と言う。すると舞台の幕がパッと開き、サンタの衣装をつけた先生達が、カネ、タイコ、シンバルを打ち鳴らし、「おかえりなさーい」と飛び出してきて、子ども達一人一人とハグをして迎えた。K先生はサンタに変身して、「メリークリスマス、ウエルカム・ホーム」と。私も5~6人まとめて、押しくらまんじゅうのように「おかえりなさい。」と抱きかかえた。
「ただいま、お帰りなさい。」なんて、素敵な言葉だ。迎えてくれる人がいる。待っていてくれている人がいる。なつかしい仲間がいる。先生がいる。帰って来る場所がある。いつまでも心の基地であり、忘れられない、幸せな時を過ごした場所がある。ふたばは、唯一無二の世界にたった一つの幸せな場所でありたい。
ハグの後、あわてんぼうのサンタクロースの歌と踊りに始まり、たくさんの歌、踊り、ゲームに大いに盛り上がり、定番のカレーライス、焼芋まで出てお帰りの時間になった。すると、子ども達が一斉に、「まだ帰りたくない。夜までずーっといたい。」と言い出した。お母さんが迎えに来ているからと説得して帰したが、心残りがあった。子ども達が「ふたば楽しかった」「もう一度戻りたい」と言った。「ふたば小学校造ってよ」「小学校楽しくない」と言い出す子も。不登校ぎみの子が多いという話も。ふたばが大好きと言われるのは嬉しいけど、複雑な気持ちになった。一番楽しいはずの時期に、「楽しくないから、行きたくない」とは悲しいことだ。
双葉の理念・教育目標は二つ。一つは「たくましく大地に根をはれふたばっ子。」心も体も健やかで、豊かに、しっかりと大地に根を張るように、たくさんの友達と関わり、豊かな環境の中でたくさんの体験を通して、強く大きく育っていくことを願っている。そして、もう一つが「楽しくなければ幼稚園(こども園・保育園)ではない」。子ども達が楽しくなるような環境でなければなりません。こども達が自発的におもしろいこと、楽しいことを見つけ、夢中になって遊べることが大切。楽しいから幼稚園に行きたい、楽しいから辛いことや、苦しいことにも夢中になる。それが「ふたば」です。孔子も言っています。「之を知る者は、之を好むものに如かず。之を好む者は之を楽しむ者に如かず。」保護者の皆様も、子育てを楽しみましょう。先生達も保育、教育、子どもの育ちを楽しみましょう。さあ、今年は、「子ども達をまん中にして」手を取り合って、みんな元気に、楽しい一年を送りましょう。
