「子ども達の未来に責任を持とう。」

(2026.10.1)

 ワンパク坊主だった。夏休みは、一日中遊び回っていた。夏の夕方、お腹を空かせて家路に着く頃に、よく夕立に会った。急にザッときて、すぐに上がった。夕立に会うと、軒下で街の風景を眺めながら、雨上りを待った。ビルの玄関の段差のあるステップがいい。そこに腰掛け、雨の中を行き交う人をボーとながめていた。雨がアスファルトをたたきつけ、飛沫になり、飛び散るのをスローモーションのように眺めていた。雨上りは、西の空が、夕焼けになったり、たまに虹がかかった。夕暮れの街は涼しげに輝いていた。夕焼けや虹を見上げながら家路についたのをまぼろしの様に思い出す。

 今は、夕立にかわって、ゲリラ豪雨、線状降水帯、命にかかわる増水。日本国中どこでも、集中豪雨にみまわれ、水没してもおかしくない。世界中が、温暖化、気候変動による災害にあっている。ヒマラヤや、アルプスの氷河が溶け大災害をもたらしている。海水が温められ水蒸気になって、雨雲が重なり、豪雨となる。海面が上昇し、水没する島、地域がある。気温が上昇し、世界中が高温になり、涼しいヨーロツパでは、エアコン不要だったのに、度超えが常態化し、死者40も出ている。山火事も頻繁に発している。

 子ども達の未来はどうなってしまうのだろう。それなのに、未来に責任を負うべき政治家の誰も地球環境のことを問題にしない。それどころか、「地球温暖化はフェイクだ。化石燃料をどんどん掘れ、どんどん使い、経済を活性化しろ」と、金儲けのことしか考えない奴が世界のリーダーに。

 大人の私達も大いに責任がある。今さえ良ければいいと、子ども達の未来を考えて来なかった。子ども達の未来と地球環境を訴える政治家を選んでこなかった。なに脳天気なことを言っているといわれるでしょうが、競争と、コスパだ、タイパだと自分達を追い込んでしまった。もっとゆったり、のんびり、楽しく生活できる社会をつくりたいと願っている。